ブックタイトルNetLand クラウドサービス総合カタログ Vol.4

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NetLand クラウドサービス総合カタログ Vol.4

【GCPの戦略】Google Cloud Platformとは?クラウドセミナーレポートクラウド事業者別サービスクラウド関連サービスグラフ3出典:ZDNethttps://japan.zdnet.com/article/35134140/ht tps://japan.zdnet.com/article/35131867/ 421)マルチ・ハイブリッド戦略今後のGoogleの戦略は「マルチ・ハイブリッド戦略」の方向に進んでいくと思います。グラフ3は、今AWSを使っているユーザーが他のクラウドサービスをどれくらい利用しているか?ということを表しています。このグラフを見ると、AWS利用社のうち24%はGCPも使っているという報告になっています。つまりAWSを使いつつGCPも使っているユーザーが1/4ぐらい既にいるということになります。既にマルチで使っているユーザーが多いという現状から、Googleも今後はマルチ・ハイブリッド戦略に進むと思われます。2)他社との連携Googleはプロダクトアウトで自分たちが良いと思うものを提供してきたという話しを致しました。しかし、それだけでは生き残れません。エンタープライズ向けのSAPやOracle、CISCO等と連携をしています。ちなみに、Googleの弱いところを一個だけ言いますと、GoogleのサービスではOracleが使えないことです。Googleの仮想マシンをOracleに入れることはできません。これは物理的にできないのではなく、契約上ライセンスの問題でできなくなっています。ただその弱点を克服するために、仮想マシンに入れることはできないけれども別のところにOracleを立てて、そことGCPを接続するというサービスを連携して開始した、という発表が昨年ありました。3)コンテナ化におけるGoogleの優位性マルチ・ハイブリッド戦略下では今後、コンテナという技術が注目されています。コンテナとはIaaSとPaaSの合作みたいなものです。IaaSのカスタマイズ性を残しつつ運用の楽なPaaSの良いところを取ってハイブリッドになっているのがコンテナです。今後はそのコンテナ技術が重要になるという中でGoogleもそこに対応するサービスを提供しています。例えば、Anthosというプラットフォームがあります。コンテナ化したアプリケーションをオンプレミスとクラウドのどちらでも実行可能にするプラットフォームです。このようなサービスを積極的に提供していくことを2019年の4月にサンフランシスコでGoogleは発表しました。代表的なコンテナにKubernetesがあります。このKubernetesはもともとGoogleが開発したものです。このコンテナ技術はYouTubeやメールの裏側で活用されてもう12年以上たちます。このように長年運用してきた実績がありますので、これからのコンテナ化の時代にGCPは優位性があると思われています。クラウド導入の手引きQ&AI T用語集クラウドセミナーレポートGoogle Cloud PlatformTencent CloudWebでのお問合せ、お見積りは.net入力フォームで簡単お問合せ303