ブックタイトルNetLand クラウドサービス総合カタログ Vol.4

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NetLand クラウドサービス総合カタログ Vol.4

3)自前のハードウエアこちらの写真を見たことある方いらっしゃいますか?これはGCPのデータセンターの中の写真です。今まで皆様が思い描いているデータセンター、サーバールームのイメージとちょっと違うのではないでしょうか。サーバーの外側に扉もなければ鍵もない、むき出しのサーバーが並んでいます。実はこれらのサーバー、マザーボード、配線、サーバーラック、全てGoogleが自前で作っています。どこにも売られていません。では、なぜ自分たちで作るのでしょうか?それは、●世界中で多くのユーザーが使うサービスに何かあったときに素早く対応ができるように。●売られていないものなので研究されにくいからです。これでもし市販のサーバーを使っていたら悪い人たちも同じものを買い、どこに弱いところがあるか等を研究されてしまいます。Googleは世界で最も悪意のある攻撃を受ける会社と言われていますので、「自前設備」で対抗しているのです。ということで、Googleは世界で3番目から4番目のハードウエアメーカーとも言われています。4)ライブマイグレーションAWSを使っている方がいらっしゃったのでお聞きしたいのですが、A W Sを使っていて、年に1回くらい「メンテナンスのためにサーバーを止めます」という連絡を受けたことある方いらっしゃいますか?何人かいらっしゃいますね。AWSさんの場合、メンテナンスのためにサービスの計画停止がありますが、GCPにはそれがありません。何十億人が使っているサービスを止めるわけにはいかないからです。ではどうやって止めないかということですが、ライブマイグレーションという機能が標準的に装備されているからです。これはどういう機能かと言いますと、稼働中の仮想マシーンを停止せずに他の仮想マシーンにデータを移してくれる技術です。ユーザーが全く気付かないうちにGCPが自動的にデータを移し、データをGoogle Cloud Platformとは?移した後にメンテナンスを行っています。基本的にはこの「サービスが止まらない」というのがGCPの大きな特徴です。このライブマイグレーションの機能を実装しているパブリッククラウドは今のところGCPだけです。5)インフラへの惜しみない投資実は、世界のインターネットトラフィックの約40%をGoogleが支えています。これは世界で取り交わされている、ネットワークのトラフィックの約4割はGoogleの中にあるということです。凄いことだと思います。おそらくこれほどの地球規模のネットワークを持っているのはGoogleだけではないかと思います。このインフラに対してGoogleは過去3年間で約5兆円の投資をしています。Googleが今後のGCPに対してどれだけ期待をしているか、どれだけGCPを盛り上げていこうとしているかということがこの金額を見てもわかります。6)高コスパGCPは使うほど高コスパです。GCPは継続割引が自動的に付いています。例えば1ヵ月間丸々仮想マシーンを使い続けると自動的に3割引きされます。他のクラウドと1秒単位の課金料金は同じでも1ヵ月使うとGCPの方が3割安くなります。GCPの特徴をここで簡単にまとめますと、●Googleクオリティのインフラを使える●世界規模のネットワークを備えている●世界中にデータセンターがある●ライブマイグレーションで「止まらない」●インフラへの高い投資●コスパが高いということになります。あと先ほど触れませんでしたが、カスタムインスタンスというサービスもあります。これは仮想サーバーを使われたことがある方はおわかりになると思います。通常はコンソール画面でメモリやコアの容量を決まっているパターンから選びますが、GCPはそれに加えてコアやメモリをカスタムできます。これにより、無駄なく要件に合った容量で設定ができます。また、「AWSさんに比べるとサービスがまだ少ない」という指摘もありますが、GCPもおかげさまで100以上のサービスを提供しています。一つ一つは説明致しませんが、オープンソースに非常に力を入れています。クラウドセミナーレポートクラウド事業者別サービスクラウド関連サービスクラウド導入の手引きQ&AI T用語集クラウドセミナーレポートGoogle Cloud PlatformTencent CloudWebでのお問合せ、お見積りは.net入力フォームで簡単お問合せ299